キタサンショウウオ産卵地探訪

日が長くなって、今日は日差しもよく、暖かそうだったのでサイクリングロードの状態を見るのと、途中にあるキタサンショウウオの産卵地だった所にできた道路の影響がどのぐらいあるのか確認しに行って来ました。

(写真は借り物です。)
キタサンショウウオは釧路市の特別天然記念物で、氷河紀ごろ渡ってきて釧路に住み着いた、いわばわれわれ釧路っこの先人であるわけですw
だいたい今頃に水溜りに集合して4月中旬から終わりごろに産卵して、また湿原の中に帰っていくわけですが、産卵を控えた親(アダルト個体)に遭遇したのは1度しかなく、なかなか会うことができない貴重な存在なんです。

そして、小学生の頃から卵嚢をよく見つけていた水溜りの所にこんな道路をつくってしまって影響がないんだろうかと心配はしていたのですが、湿原自体縮小傾向にあるので工事がどのくらい影響をあたえるかは正直わからないというのが結論かなと、

手前の休憩所のところにこんな水溜りが出来ていたのでまだまだ大丈夫かな

小さい頃は底も見えず広かったところがこんなに小さくなってしまって。゚(゚´Д`゚)゚。

ここなんか卵の数が結構ある水溜りだったのに水すらない状態つД`)・゚・。・゚゚・*:.。
湿原自体どんどん陸地化していくものなのでしかたないといえばそうなんだけどね。

産卵地を気遣ってか、この場所は橋の様になっていて、陸地を移動して来れる様になっていますね

この横に出来た水溜りに集まって来てくれたらいいなぁ

今までなかった道が出来てるぅぅ

少し進んだところでは雪解け水がさらさらと流れていい感じ、ことしは雪がそこそこ多かったので、貯まる水が多くなって水溜りが干上がることが少なくなるといいですね。


奥の方はやっぱり広くて大きい水溜りがおおくて、まずは一安心。

このどこかに隠れているのかなぁ。

エゾシカもいたりして